【チャンピオンリーグ最終14位】ガブギャラグロス
はじめに
初めまして、もじお(@mojipoke)です。先日の公式大会チャンピオンリーグにて、最終1785&14位という結果を残すことができたので記念に構築記事を書いてみようと思います。サブロムでも同じ構築を使い1750以上のレートに達したので、自分にしてはかなり強い構築を組むことができたと思っています。構築記事を書くことは初めてなので、至らぬ点もあるかと思いますがご容赦ください。
※この記事は一年以上前に書いていたものですが、書いたことに満足しupするのをすっかり忘れ下書きにずっと眠っていました。割と書くのに時間かかった記憶があるので今更ですが少し手直ししてupします。こんな公式大会あったなぁという懐かしい気持ちで見てくださると幸いです。
大会の環境
『ポケットモンスター』シリーズにおいて、歴代チャンピオンが使用したポケモンのみが使える今大会。あくまでゲーム内なので、アニメで使用されていたポケモンは使えない。(ブラッキーとかグレイシアとか) ちなみに7世代はククイ博士とハウがチャンピオン扱いのはずだがなぜか使えない。ゲーチスのポケモンは使えるのに。
↓は何回か有志の仲間大会に幾度と参加したのち、公式大会直前に作った最終Tier表。環境最速のドラパルト、単体で止めることが難しいギャラドス、弱点保険やチョッキでダイマの撃ち合いに強いメタグロスをSランクとした。ちなみにレアコイルはBランク。
構築経緯
今大会の使用可能ポケモンをざっと見たところ、アタッカーギャラドスを止める手段が乏しいと判断したのでまず絶対的エースとして珠自信過剰ギャラドスを採用。相手を自信過剰の餌にするため良い起点作成要員はいないかと探していたところ、耐久振り電気玉ガブリアスが良い感じに読まれずしっくりきたので、この二体を構築の軸にした。
続いて剣盾初期環境において対面最強の呼び声が高く、ドラゴンの一貫を切れるアッキトゲキッスを採用。
ステロあくびループを抜け出せて、自身で全抜きもできるラム竜舞ドラパルトを採用。
ここまでだといくらなんでもラプラスがアホほど重いので、ミラーに強くダイマ・壁ターンを枯らせてダイマ適正も高い残飯身代わり地割れラプラスを採用。
最後の1枠に悩んでいたが、対策が難しい珠ギャラドスや弱点保険メタグロス・バンギラスをまとめて見れるHB弱点保険メタグロスを採用して構築が完成した。
【個別紹介】
ギャラドス@いのちのたま
171(4)−177(252)−99−*−120−146(252)
滝登り/飛び跳ねる/地震/龍の舞
最強アタッカー。ダイジェット+自信過剰で実質龍舞をしながら相手を薙ぎ払っていく。今大会において電気タイプのポケモンがサンダースとレアコイルしかおらず、ほぼ全構築に刺さっていたといっても過言ではなかった。陽気だとS一段階上昇でちゃんと最速ドラパルト抜けるのが良い。あと初代のポケモンが強いとなんかうれしい。
選出率2位
ガブリアス@でんきだま
205(172)-151(4)-133(140)-*-115(76)-150(116)
起点作成要員。ステロがよく刺さる環境だったので、耐久に振ることによりほぼ確実に行動でき、型の誤認まで誘える起点作成ガブリアスはとても優秀だった。トゲキッスの珠マジカルシャインやふいに飛んでくる冷凍ビーム対策でDにも振ったが、初手珠ドラパルトのドラゴンアローが一番辛かったので正直B特化でよかったと思う。投げた試合は必ず活躍する偉すぎポケモンだった。
選出率1位
トゲキッス@アッキのみ
191(244)-*-147(148)-141(4)-136(4)-114(108)
エアスラッシュ/マジカルフレイム/電磁波/朝の日差し てんのめぐみ
電磁波→エアスラッシュが凶悪すぎるポケモン。もともと高い特防とアッキのみの防御上昇を合わせて要塞と化す。後投げしてきたドサイドンをエアスラッシュだけで突破したりした白い悪魔。アッキトゲキッスは悪だくみから全抜きする型も多いが、今回は電磁波型でサポートに回ってもらった。構築できつめな珠ドラパルトのストッパーとしても活躍してくれた。くろこさんがアッキトゲキッスで一位を取っているのを見て使ってみたいとずっと思っていたが、サンダーヒードランウツロイドが蔓延る冠環境ではなかなか活躍が難しかったので、今大会で強く使えて良かった。
選出率3位
ドラパルト@ラムのみ
163-172(252)-96(4)-*-95-213(252)
ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/みがわり/龍舞 クリアボディ
所説枠。ステロ欠伸ループがキツかったこともあり採用した。ギャラドスがきつめなトリトドンとエアームドの並びを見たら出していたが、正直微妙だった。選出誘導枠にはなったのかなと思う。
選出率6位
ラプラス@たべのこし
209(28)-*-101(4)-150(252)-131(124)-93(100)
この環境のメタ対象であるラプラス対策のラプラス。仲間大会で使っていたチョッキラプラスがこの型にダイマ+壁ターンも枯らされボコボコにされたのでパクリスペクトさせていただいた。相手のラプラスの電気技がかみなりだった場合は身代わりで外し待ちできるのも◎。今大会ではラプラス対策にHD残飯ギルガルドやHD万能傘バリコオルが流行っていたが、地割れですべてを解決した。
選出率5位
メタグロス@弱点保険
185(236)-155-198(236)-*-110-95(36)
構築の最後に入ってきた最高の補完枠であり秘密兵器。相手の珠ギャラドスを対策でき、なおかつダイマ適正もあるポケモンを三日三晩考えた末にたどり着いた。公式大会前夜の仲間大会で使用したが、活躍しすぎて型バレが怖くなり3試合で止めた。鉄壁が本当に偉くダイウォール媒体になったり、一度積めば物理アタッカーでは突破されなくなった。持ち物はオボンとどっちにするか迷ったが、鉄壁を積むとあわてて弱点をついてくる人が多かったのでこれでよかったと思う。バレパンの枠は冷凍パンチでもよかったが、タイプ一致先制技でありダイスチル媒体になるのも強かったので一長一短。素早さは麻痺状態のエースバーン抜き。
選出率4位
ガブで起点をつくりギャラドスで全抜きする基本選出。低レート帯は全部これで破壊できた。@1はだいたいトゲキッスかラプラスの刺さっている方を選出した。
だいぶきつい並びだが、相手を麻痺状態にした後ドラパルトの龍舞ダイマで崩していく。受け気味の構築に対ししっかりとした回答を出せなかったのが今大会の数少ない心残りである。数が少なかったのが幸いだった。
仲間大会上位に多かった並び。この並びにめっぽう強い鉄壁グロスを入れてからは安定した。
単体できつかったポケモン
残飯鬼祟みがしばドラパルト
読み間違えると一気にテンポをとられてしまうので、対策がとても難しかった。特に残飯ドラパルトは物理環境だった今大会において勝ち馬ポケモンだったと思う。
おわりに
今回初めてポケモンの公式大会に参加し真剣に考え試行錯誤を重ねたが、自分で考えた構築や調整したポケモンで勝てることがこんなにも嬉しく楽しいことだとは思わなかった。大げさかもしれないが、この大会と構築のことはずっと忘れないと思う。(構築記事を上げるのは忘れていた模様)
ここまで長々と読んでくださってありがとうございました!